岩手のベビー、子育て情報!
東日本大震災で、甚大な被害を受けた岩手県の中でも、特に被害の大きかった自治体では、それまで行われていた子育て支援サービスの中には、震災によって続けることが難しくなって、サービスが打ち切られてしまったものもあります。
また、震災によって、これまで育児・子育てを手伝ってくれていた家族が亡くなってしまったり、離れて生活しなければならなくなったりして、育児や子育ての負担が増えてしまったという方も少なくありません。しかし、そのような岩手県でも、様々な育児・子育て支援が行われています。
行政はもちろん、民間の団体にも、育児や子育てをがんばっている方たちを支援するサービスが行われているのです。
その1つが、子育てサポートセンターです。
県内の子育てに関連する情報の提供や講習会・研修会の実施、子育てサークルの活動支援、子育てに関する悩み相談などを行っています。
この他には、助産師が久慈や宮古、大槌、釜石、遠野、花巻といった沿岸地域をまわってサロンを開く「まんまるサロン」という活動もあります。
「まんまるサロン」では、ベビーの体重測定やハンドマッサージ、支援物資の配布などを行うとともに、震災の影響などで孤立しがちなママさんたちが交流したり、助産師に相談したりできる場を提供しています。