ママやパパたちの間で話題のベビーマッサージ。
赤ちゃんを対象に、母親もしくは父親などの養育者がするマッサージをベビーマッサージといいます。
赤ちゃんは、ママやパパ達に話しかけられたり、抱き締められたり、触れられたりすることで、愛情を感じ、肉体的、精神的に健やかに成長をします。
そして、この成長を手助けするのに有効なのがベビーマッサージなのです。
実際にいつからはじめるのが一般的なのでしょうか?
いつからはじめるのかの前に、改めてベビーマッサージの効果について考えてみましょう。
オイルを使い、肌を優しく擦りながらおこなうベビーマッサージは、赤ちゃんの皮膚の血行促進につながります。
血行が促進されることで、免疫力や運動機能、内臓機能などの向上につながるほか、脳の働きやリラックス効果なども高めるため、夜泣きなどにも効果があると言われています。
さらには、赤ちゃんだけでなく施術をするママにとっても有益です。
赤ちゃんの肌に触れることで母性ホルモンのオキシトシンが分泌されやすくなり、母親としての自覚と自信がより一層芽生えるほか、積極的なスキンシップにより、赤ちゃんの体調不良時にすぐに発見できるようにもなります。
いつからはじめるのがベストなのか…。
まず生後間もない赤ちゃんに施術をすることも可能ですが、ママが赤ちゃんとの生活に慣れるのに大変だったり、赤ちゃんによっては皮膚が未熟で抵抗力が弱かったりもするため、マッサージを始めるなら生後2〜3カ月を過ぎた頃がベストと言われています。
では、ベビーマッサージと聞くと赤ちゃんが対象と思われがちですが、1歳を過ぎた赤ちゃんでも始められます。
さらに、もう少し大きい赤ちゃんでも本人が嫌がらなければ始められます。
いつからスタートしなくてはいけないという明確な線引きは少なく、参加される赤ちゃんもスタートは多様となっているようです。
ベビーマッサージをするに当たり準備をするものは、赤ちゃん用のベビーオイルと綿のタオルなどです。
赤ちゃんの肌は非常に敏感なため、オイルは必ず100%植物性の無添加のもの、タオルもコットン100%の肌あたりが柔らかいものを選ぶようにします。
また、マッサージをする環境は、できるだけ静かな場所を選び、室温を25度にすると赤ちゃんがリラックスできます。
最近ではマッサージの施術方法などもインターネットに載っていることもありますが、自己流でマッサージをおこなってしまうと、却って赤ちゃんにとって負担となることもあります。
このため、初めてのベビーマッサージであれば、教室に通って専門のインストラクターに教わりながらおこなうことをおすすめします。
ベビーマッサージ教室に通うことで、同じ境遇のママ友もできるため、育児の相談や悩みなどをお互い話せる良い場所にもなります。